エコカーはエコか?
ダジャレみたくなってしまい、ごめんなさい。
先日、とある駐車場での出来事。
車はいっぱい止まっていたんですが、人の気配がしなかったので、呑気に鼻歌など歌いながら車路の真ん中を歩いていたら、少し前に止まっていた車が突然動き出しました。例のハイブリッドカーです。車が動くなんてこれっぽっちも考えてなかったので、腰抜けるかと思いました。
もはやHVカーは珍しくも何ともないですね。
このエコカーブーム、年内には国内大手メーカーから本格的な電気自動車も発売されるようですが、これらの自動車は一体どのくらいエコなんでしょうか?普段から疑問に感じていたので、ちょちょいっとネットで調べてみました。
従来型のガソリンエンジンの自家用車と電気自動車を、CO2の排出量を基準に見てみます。
電気自動車は走行時にCO2は出ませんが、日本は発電の7割弱を火力に頼っているので、そのときに発生するCO2を考慮しなければなりません。また火力発電は、送電ロスも含めると発電効率は40%程度だという話しを聞いた事があるので、意外とエコじゃないんじゃないか、と思ってたんですが、調べてビックリ、CO2排出量はガソリンエンジンの25%程度!これはいろいろと出ていた数字の中で最も「エコ」な数字ですが、これが本当なら相当なエコ野郎です。
じゃあ、世の中の自家用車がすべて電気自動車になれば、相当エコなはず。そこで、もうちょっと調べてみました。
ネットで調べた限りで最新のデータ・2008年度の国内のCO2総排出量は約12億トンだそうです。さっぱり検討もつかない量ですが、そのうち運輸部門の排出量が約2億4000万トンで、その半分が自家用車よるものだそうです。つまり、1年間に日本中の自家用車が排出するCO2は約1億2000万トンです。
これは計算がし易い。総排出量の10%が自家用車から出ているので、これが1/4になれば即ち7.5%の削減ということになります。チーム-6%もビックリです。
日本中、隅から隅まで電気自動車にかえてもコレだけか、と見るかは別として、少なくとも私の予想よりは大きい数字が出てきました。私はせいぜい1〜2%ぐらいだろうと予想していましたから。
ただし、この計算には新たな電力需要により発生するCO2は入っていません。新しい原発やダムが出来たという話しを聞かないので、この増えた分は火力発電によりまかなわれそうです。根拠が不明なのでホントかどうかわかりませんが、ある人の試算だと、この発電量の増加によって排出されるCO2は3000万トンとも4000万トンとも書いてありました。仮に3000万トンだとすると、総排出量の2.5%にあたり、単純計算で、電気自動車の恩恵は-5%程度ということになります。
それからもうひとつ。一番大事なところですが、そもそも電気自動車のCO2排出量が、ガソリン自動車比25%という数字、ちょちょっと調べた限りでは、明確な根拠がわかりませんでした。いや、いろいろ出てる数字にそれぞれ根拠はあるんですが、結局のところ「電気自動車はすげーぞ」って言ってる人は有利になるような数値を持ち出し、「いや、言うほどじゃないよ」って言う人は不利な数値を持ち出してくるので、本当のところどうなのかはさっぱりわかりませんでした。
もちろん、電気自動車をはじめエコカーを売りたい人たちは「電気自動車はすげーぞ」側です。
今日調べてみてわかったこと「25%は大げさでもHVカーよりダメってっことも無さそう。もちろん、ガソリン自動車よりはエコなのは間違い無さそう。」