橋本建築設計
2010年8月31日

静かすぎるのも

先日、とある施設内の車路で、ある光景を目にしました。

 

私は車に乗ってその車路を走っていたのですが、少し前方に別の車がとてもゆっくりと、ほとんど止まりかけぐらいのスピードで動いていました。はて?と思いよく見ると、その車の行く手を塞ぐような形で、高校生でしょうか?10人ほどの若者が歩いています。横に4〜5人ずつ横2列になって歩いていたので、彼らが避けてくれないと、車は通れません。

 

最近よく、携帯や音楽に夢中の若者になかなか気付いてもらえないことがあるので、またその類だろうとも思ったのですが、みんなでワイワイと楽しそうに歩いているので、それとはちょっと様子が違います。

 

すると、後ろの列の1人が車に気付き、皆に声を掛け、ようやく避けてくれました。しかしまだ、前の列を歩いてる2〜3人がそれに気付いていません。その車が彼らの後ろ1mぐらいのところにいるにもかかわらず、です。わざと避けないわけじゃなくて、本当に気付いていないような雰囲気で、よっぽど話しが盛り上がってるのかな?と思ったのですが、ようやく私も気が付きました。

 

私の前の車、日本で最も売れているハイブリッドカーでした。

 

静かすぎて・・・とは話しには聞いていましたが、そこまで静かですか?恐らく構内の道路でスピードも出しておらず、モーターだけで走っていたんだと思いますが、私なんかよりよっぽど聴力が良いはずの若者が10人もいて、誰も気が付かないとは恐るべし。
 

このメーカーは昨日、そのハイブリッドカーの静音対策装置を発売したようですね。取付は任意で費用が2万円ほどかかるようなので、果たしてどのくらい取付ける人がいるのかわかりませんが。しかも、わざわざエンジン音を出す装置のようですが、なんかちょっとダサくないですか?スピードに合わせて、エンジンの回転数(の音)も上がるんですかね?

 

昼間道を歩くとき、見通しが悪くミラーも無いような交差点では、ついついエンジン音を頼りにしてしまいがちです。これから、ハイブリッドだけじゃなく、電気自動車も普及が進むと思いますが、道を歩く側も音のしない車があるぞ、ってことを頭に入れておく必要がありそうです。