橋本建築設計
2011年5月16日

うどんのコシ

私が生まれ育った香川県の名物と言えば、讃岐うどんです。

 

私が信州にやってきた当時、香川県以外ではなかなか讃岐うどんを食べることが出来なかったのですが、いつぞやのブームのお陰で、松本周辺にもいくつか「讃岐」を名乗るうどん屋が出来ました。

 

子供もよく食べるし、安いので、家族で食べに行くことも多いのですが、あの花丸の絵が書いてあるうどん屋は、まあまあ、です。現在本社は東京にありますが、もとは香川のうどん屋で、現在でも当地に店舗を構えてます。以前、実家に帰ったときに店の前を通ったのですが、昼時は地元の方でごった返していました。「讃岐」を名乗るレベルは一応クリアしていると思います。

 

一方の、香川にある特徴的な地名を冠したほうのうどん屋は、「讃岐」とは全く関係がありません。1号店も香川県外ですし、現在でも香川県には1店舗しかありません。何をして「讃岐」と呼ぶのか、はありますが、勝手に名乗っているだけと言えなくもないです。とは言え、味が讃岐風で美味しければ問題ないのですが、あそこのうどんは「讃岐」というよりも「関西」風のうどんのように思えます。うどんのコシが弱いというか、あるにはあるのですが、ちょっと讃岐うどんのコシとは別物です。

 

関西風と考えればうどん自体は美味しいのですが、「讃岐」ではない、と個人的には思います。

 

ところで、花丸のうどんは「一応クリア」と言いましたが、讃岐うどんとはああいうものだと思って本場の見せに行くとビックリするかもしれません。と言うのも、あそこは「歯ごたえがある系」のうどん屋で、麺も太めだからです。香川で言うコシとは、もっと柔らかいものです。表現しづらいのですが、もっと柔らかで歯がすっと入るんだけど、最後の数ミリのところで噛み切れないような、なんとも言えない弾力感があり、うどんをすすったときにもっと口の中で踊るような感じの堅さ(柔らかさ)です。

 

それに、うどんの表面がもっとつるつるで、肌触りというか舌触りが滑らかです。地元の人は、うどんはのどごしで味わうもの、と良く言いますが、あまり噛まずに飲み込み、そのつるつる感をまさに喉で楽しみます。

 

ここまで書いていて、そう言えばこの前もなんだかうどんの話しになったことを思い出しました。そしてまた、久しく行ってない、行きつけのうどん屋のあのちょっと細めで柔らかいうどんが食べたくなりました。

 

敢えて言いましょう。あそこのうどんは世界一!!