ファイルのトラブル
少し前、昼間はまだ扇風機が必要でしたが、今朝などは暖房を出そうかどうか悩んでしまうぐらいの涼しさです。季節の変わり目はいつもこうですが、松本のこういう極端な感じ、私はわりと好きです。
一瞬考えて、そうか長袖シャツを羽織ればいいんだ、ということに気が付きました。
ところで、最近では設計という仕事もほぼコンピュータ化され、普段の業務、作図や書類作成などはすべてPCで行なっています。最初に入った事務所は既にPCを導入していたので、それ以来、恐らく何百、何千というファイルを扱ってきたと思います。そして、それだけの数があるとトラブルに見舞われたことも多々あります。
昔のPCは今のものほど安定していなかったので、作業中に突然PCが止まり作成中のデータが消えてしまったり、ということはしょっちゅうありました。また、PC自体壊れてしまい、バックアップをとっていなかったデータを、ごっそりと失ってしまったこともありました。
大きな仕事になると何人かのチームで作業をするので、データをやり取りするうちに、誰が持っているものが最新のものかわからなくなり、新しいデータに古いデータを上書きしてしまうこともありました。
そいういう失敗をする度に防止策を考えるのですが、なんせ人間のやること、ミスがゼロというわけにはいきませんし、またPCに思わぬトラブルが発生し、考えもしなかったようなこと起こるものです。
なので、今ちょっと話題になっている、あるファイルの更新日時を「誤って」書き換えてしまった事件も、絶対にないとは言い切れません。が、そんなことってあるんでしょうか?
まず、PCのトラブルかなにかで、知らない間に更新日時が書き換わっていた、という経験が、残念ながら私にはありません。
また、内容を確認するためだけにファイルを開き、閉じるときにいつもの癖で「保存」をしてしまい、更新日時を「今」に書き換えたことはよくありますが、「過去のある時間」に、はないです。というか、あり得ないです。何故なら、PCにはそんな機能が付いていないからです。
では一体どうやれば、「過去のある時間」に「誤って」書き換えることができるのでしょうか?
まず、ファイルの内部データである更新日時を直接いじるための専用ソフトを、「誤って」用意する必要があります。その手のソフトはネット上にいくらでもあるので、それを「誤って」ダウンロードして、「誤って」PCにインストールします。
次に、重要な証拠となるかもしれないFD内のファイルを、「誤って」バックアップし損ねます。そして前出のソフトを使用し、大切な生データに「誤って」アクセスし、過去のある時間を「誤って」入力し、「誤って」保存します。
・・・。
少しPCの知識があれば、恐らく数分で出来てしまいます。こんなに簡単にできるのなら、ミスも止むを得ませんね。
私はデータの新旧を判断するのに、わりと更新日時を活用しているので、「誤って」書き換えてしまわないように注意したいと思います。